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業務案内
介護事業者としての側面
弊法人は訪問介護事業所の顔を持ち、介護タクシーはもちろん訪問介護と福祉用具レンタルを行っています。
ハーモニカタクシーの乗務員さんの内、半数以上は訪問介護員(ホームヘルパー)2級有資格者。
有資格の乗務員さんは「介護職兼任」として、タクシー乗務員とホームヘルパーの顔を併せ持っています。
お客様が介護保険をご利用されて弊法人の介護タクシーで通院等をされる際、担当する乗務員は二種免許と訪問介護員2級の資格がないと運行することができません。
それにお客様の居宅内から介護を始める(着替え介助・排泄介助・車椅子への移乗等)には、在宅介護と移動介護の経験も必要となります。
弊法人のヘルパー有資格乗務員さんは、タクシー乗務員と在宅ヘルパーの経験が豊富な主任女性乗務員から指導と実地研修を受けたプロフェッショナル。
その指導は女性の視点によるきめ細かいところまで配慮が行き渡っているので、ご利用されている要介護・要支援・傷病等のお客様からは大変ご好評をいただいています。
介護職兼務の乗務員さん達は、タクシー乗務と同時並行で在宅介護にも従事しています。
特に活躍するのが、深夜帯の安否確認や排泄介助、それと病院等からの緊急輸送要請。
多くの訪問介護事業所は深夜帯に勤務できるヘルパーさんを確保するのが非常に難しく、深夜帯は手薄にならざるをえません。
弊法人はタクシー事業も行ってるので、深夜帯も稼動しているメリットを活用し、訪問介護業界が人材確保に難儀する深夜帯を懸命にカバーしています。
ですが、少人数の事業所なので、新規のご要請に全てお応えできないのがもどかしい現状ですが、少しでもお客様のお力になれるように日々業務を行っております。
ハーモニカタクシー誕生秘話
特定非営利活動法人ハーモニカの誕生のきっかけとなったのは、上部組織「医療法人歯健長壽会」が行っている歯科訪問診療でした。
現在こそ多くの歯科医院が訪問診療を手がけていますが、その当時(1990年代後半)は歯科医師が患者さんの居宅や入居系施設へ出向いて診療するのは極めて稀なケース。
訪問診療に使う機材の多くが試行錯誤のハンドメイド同然で、おのずと訪問診療には限界がありました。
難しい処置などの場合は何とかして診療所へ患者さんをお連れするしかありません。
最初は患者さんのご家族が何とかして搬送していましたが、どうしても専門外のため、患者さんに負担がかかったりご家族が体を痛めたりして思った様に上手くいきません。
特に寝たきりの患者さんは搬送することが出来ませんでした。
福祉タクシーも現在ほど普及しておらず、歯科診療を受診したくても叶わない患者さんから「何とかして欲しい」と懇願されるばかり。
そのため、介護経験を持ったスタッフを募集して「NPO法人在宅ケア支援センター」を立ち上げ、関東運輸局から事業認可を受けて2002年に福祉/介護タクシー事業を始めました。
その後、歯科訪問診療はハード・ソフトとも飛躍的に進歩を遂げ、殆どの診療がベッドサイドで可能となり、歯科診療を受診する患者さんを搬送する機会は大幅に減少しました。
ですが、弊法人は創業時の「真のバリアフリー」を実践すべく、法人名を現在の名称に変更して一般旅客タクシーにも参入し、誰でも気兼ねなくご利用いただける旅客自動車輸送を目指して活動しています。
現在、弊法人は医療法人歯健長壽会から組織運営を全て分離し、連携組織として事業運営しております。
- 株式会社ハーモニカ
(ハーモニカタクシー) - 〒338-0001
埼玉県さいたま市中央区
上落合7-6-38
TEL:048-852-1233
FAX:048-858-1728